相続問題セカンド

予備知識を身につけよう

相続問題は、実にさまざまな形で起こりうるのですが、一番代表的な相続問題をここで紹介させていただきます。

これは、私の友人の話なのですが、友人の父親のお兄さんがなくなるということが起こりました。

亡くなられた方は、既に両親も亡くされていて、推定相続人は友人の父親(被相続人からみた弟)と被相続人から見た妹のみだったのです。 そこで、友人の父親は、財産を独り占めしようと、生前にお兄さんに歩み寄って遺言書を書かせたのです。 つまり、所有している財産(不動産)を弟のみに相続させるというものでした。

遺留分が無いので泣き寝入り

妹

被相続人の死後、その遺言書が明らかになり、被相続人の妹は激怒し、その遺言書は無効であるということを訴えたのですが、残念なことに 遺言書は形式的にも有効であり、その相続が有効ということになりました。

妹には遺留分がありませんから、もう、後は泣き寝入りするしかなかったのです。 被相続人に直系の相続人がいないような場合には、このような泥沼の相続問題が起こることも多いかもしれないですね。